東京商船大、セクハラ教授を減給処分
処分決定まで約9カ月

 東京商船大(鈴木揚之助学長)は18日、同僚の女性教官にセクハラ行為をしたとして、商船学部の50代の男性教授を減給10分の1、3カ月の懲戒処分とした。

 同大によると、教授は一昨年12月、国際会議出席のため滞在していた大阪府内のホテルの自室に「発表の練習のため」と女性教官を呼び出し、抱きついてキスをしようとしたほか、昨年2月には学内の研究室で、同じ女性教官に無理やり交際を申し込むなどした。

 女性教官が昨年9月、学内のセクハラ相談員に被害を訴え、調査委員会が教授らから聞き取り調査をするなど事実関係を調査。同年12月に学長に報告書を提出し、処分決定まで約9カ月かかった。

ZAKZAK 2002/09/19


http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_09/2t2002091914.html
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