情報システム研究室・ロボットビジョン(大島)グループ ゼミ・卒研案内

研究室について
当研究室は情報システム分野を担当している。研究テーマは、教官(大島)の専門:
3次元視覚認識(ロボットビジョン・コンピュータビジョン)
に従って、画像処理関連を中心とする様々な範囲をカバーしている。
当研究室は比較的若い(10年)研究室である。実験室・研究設備は比較的よく整っている。
ゼミ/ミーティングを定期的に行う。研究指導のため教官との会話は欠かせない。

以下に研究内容を説明する。
3次元視覚認識(コンピュータビジョン、ロボットビジョン)について
人は目で見て判断し、それにより作業・行動ができる。これを計算機の上に実現しようとす
る視覚認識は人工知能研究の一分野でもあり、高度なロボットの実現に欠かせない技術でも
ある。当グループではこの分野に様々な方法でアプローチする。

これまでのテーマ例
2000年度修士論文
99306 呼  火華 画像処理を用いる波向計測
99312 田尻大地 ロボット作業のための面・エッジを用いる位置・姿勢の教示に関する研究
99314 趙 興東 3次元物体形状のみに依存する特徴量の抽出及び複数部分見え物体同時検
出への応用

2000年度卒業論文
97828 平澤雅人 画像処理による人物の動作解析
96856 渡辺裕治 眼球モデルを用いた視線方向推定

1999年度修士論文
98307   蒋 東波        植生の3次元情報による領域分割
98319   陸 躍鋒        海底空間系列音響画像からの3次元構造の再構成

1999年度卒業論文
96803   天野敬久        色情報のヒストグラムを用いた屋内標識画像の識別
96808   江橋利幸        画像処理による波の計測
93814   河合智幸        教示のための時系列画像からの動作抽出

詳細は修士論文・卒業論文紹介参照

研究テーマは3次元、知識処理のいずれかのキーワードが含まれるようにすることが望ましい。今期テーマは次のものを想定する(検討中のため変更する可能性あり):

・屋外視覚データからの有用情報抽出と利用
・舶見張り処理支援のためのビジョン処理 
等の研究

まずこれらの意味を理解して、自分の創造性を発揮できるように具体化するように。

当グループを選択する者は情報処理、画像処理に興味を有することが最低限の条件である。
またグループの研究テーマをよく理解すること。UNIX計算機環境になじみのあることが望ま
しい。もし、なじみがない場合、UNIX・C言語を短期間に習熟する覚悟が必要。研究に全力
を投入する意欲のある者のみ受け入れる。具体的には、4年次において、修学時間帯は他の
修学に必要な時間を除いて常時研究室に滞在することを原則とする。研究室行事(ゼミ、発
表会等)には無断欠席しないこと。当グループでの研究は時間を要するので、本格的に行う
場合、大学院まで進むことを勧める。


		

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連絡は oshima%kaiyodai.ac.jpまで